MP3: 跡地 // 大欲

ドラスティックハンザワが奇声などを担当する山形のエクストリーム・インプロヴィゼーション団体の跡地が<迷われレコード>より新作『大欲』をリリース。試聴は迷われのサイトよりどうぞ。

http://mayoware.seesaa.net/article/402163384.html

冒頭、スピーカーが割れんばかりの爆音が続き「…なんだこれは!」という掛け声と金切り声ともに2曲目「泥の味」が始まり、その後こう続きます。

皆様、ようこそおいでくださいました。ここはあの世のまた果ての果ての果て。皆様にどうぞごゆるりと泥の味を味わって頂くため、今宵も我々は跡地へと向かいます…

か、かっこいい……。この導入で僕は完全に持ってかれました。痺れます。即興轟音ノイズ/ハードコアをベースに爆発する打撃音の洪水、剥き出しの衝動、叫び声。しかし破天荒なようで礼儀正しい感。なんでしょう、この日本の大正〜昭和初期感は。「悲しみは…悲しみは…」と連呼する3曲目は確実に名曲。ただの会話から発展したという7曲目「トマットランデ」の先の読めない展開はスリル満点だし、最後の「猫・河童・狸」なんてもう圧巻です。語りが入るとポエムコアっぽさも感じれてノイズバンドとしては新しい境地かも。本、ゲームと対バンして欲しい。あと、フジロックに出て欲しい。

Words by @az_ogi

VIDEO: Block B // HER

Block Bは前作「Jackspot」が本当に良い出来だったのだけれども、丁度、旅客船の沈没事故と重なったことで発売が延期になって…ということがあった。何百人という命が亡くなったときに彼らの”悪ガキ”なイメージはTPO的に適切ではなく、曲が素晴らしいだけに彼らの中でも消化しきれない部分があったと思う。それだけにあの事故は悲劇だったわけで。しかし、この「HER」を聴いて、彼らの最大の魅力である”バッド・ボーイズ”っぽさと今までにない明るさ(それは事故への開き直りということではなく。)が見れて、一ファンとして素直に嬉しくなった。この曲と「Jackspot」などが収録された『HER』がリリースとのことなので、しかもプロデュースはリーダーのジーコということで、買うしかないだろう。

Words by @LIL_SEGA

LISTEN: Tallesen // Strike Silver, Love Green

YES!!!!!!!!!!!!!! 今年、個人ブログ〈Wasabi Tapes〉でも勿論〈Hi-Hi-Whoopee〉でも(”Tallesen”で検索すると当ブログが1番にヒットするぐらいには)推しまくっていたTallesenがいよいよデビュー!しかもアルバムのリリースはダニエル・ロパティン主宰の〈Software〉より。素晴らしい組み合わせ!

彼のサウンドクラウドのフォロワーがまだ数十人だったときに彼と出会ったのだけれども、そんなマイナーな作家がツイッターのフォロワーにOPNがいて”怪ししすぎるわ!”とツッコまざるを得なかった。そして、そのカラクリは本日判明ということで。いや~実は彼を知ったときにメールで「どこからかリリースする予定はあるの?」と尋ねたところ、「今年の夏に〈Software〉から出すよ!」と返ってきて腰を抜かしたんだ。あまりにも興奮して、数か月は我慢していたけれど、結局先日のRUGBYでプチ・リークしてしまったのは反省している。といってもリスナーは少なかったからというのもあったけれど。

とにかく!彼のデビュー作『Stills Lit Through』は今年の注目盤であることは間違いなし!リリースを待て!

Words by @LIL_SEGA

VIDEO: Palmistry // Protector SE5

2013年に〈Mixpak〉からシングル「Catch」をリリースしたロンドンのPalmistryが、2014年再び同レーベルから。MV公開です。今年〈Presto!?〉からリリースしたEP『Lil Gem』では同タイトルの収録曲「Lil Gem」でぶっ飛んだMVを撮影していて、しかもそのディレクターがPalmistryことBenjamin Keatingだった。クリエイティヴ。今回の「Protector SE5」ではDan Bodenと同じく見事に現代のオルタナティヴなR&Bのシーンの先を行く内容で、〈Dummy〉が絶賛しているのも”らしくて”良い。このエメラルド・グリーンの発光体は何だかイマっぽい雰囲気あるよね。

Words by @LIL_SEGA

LISTEN: Grand Piano // Leap Year

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くすんだ音色がどこか懐かしく感じる。ピッツバーグよりホーン隊が印象的なホンキー・トンク・バンドGrand Pianoの新譜『Leap Year』が<Wild Kindness Records>よりBandcampにて8ドルで配信中。

随分前にこのブログで取り上げたこのバンドでありますが。ホンキー・トンクというのはカントリー・ミュージックのライブを行うバーの事を指していて、それが転じてそういったところで演奏するバンドのことを指すジャンルと成ったもののことのよう。

インスト・オンリーのスーパー・ショートな作品『Bug EP』を経て、今作はオールド・テイストなロックとフォーク、そしてカントリーをクロスオーヴァーさせた見事な作品。ヴォーカルの素朴さ故か、より深く哀愁を感じさせます。かと思えばローファイ・パンク風なヘロヘロ・ロックンロール・チューン「Punk Rocker」、「John Brady Broke」のような軽快で楽しくなるようなインスト・チューンもあり、中々色々聴き所のある作品に仕上がっているようです。

昨今の国内音楽シーンでも、森は生きている秘密のミーニーズ、あるいはROTH BART BARONように、フォーク・ミュージックからの影響を受けているバンドは非常に多い。同時に、カントリーとは距離を置いているバンドも多いような印象を受けます。ただ、どこか質感としては遠くない部分があるようにも思います。きっと上記のバンドが好きな人でも気に入るだろう、音の感覚はあるかと思うので、是非とも触れて欲しいバンドでもあります。

Words by @TakeMusik2

HHW-MIX: #12 식료품groceries - Foreign Goods

Tracklist:

  1. 00:00 Hong Kong Express - Central Station 中环站 (rapid transit on her heart)
  2. 01:25 IMMUNE// - friday night dreamer
  3. 02:32 死夢VANITY - f a n t a s y 真夜中のアパート
  4. 03:48 Xyloid - Hypercolor Jazzercise
  5. 06:12 Digital Thought - Surveillance
  6. 07:22 Vincent Remember - t e c h s u p p o r t
  7. 08:44 CVLTVRΣ - Marble Floors
  8. 11:25 ECO VIRTUAL - Noctilucent
  9. 13:09 Hantasi - Restroom
  10. 15:32 SoniSoft Inc. - Balcony View - Palm Trees Swaying
  11. 18:27 Shima33 - only want
  12. 19:33 Contemporary Shopping - LiveTheLife
  13. 21:45 Penthouse Apartment - Sunset On The Balcony (With A Glass Of Whiskey)

식료품groceries:

ニューヨークのポスト・ヴェイパーウェイヴ~アンビエント/ニューエイジ作家。Infinity FrequenciesやGOLDEN LIVING ROOMが”蒸気”を”靄”へと変換し、新世代のデスクトップ的アンビエンスを展開しているのはヴェイパーウェイヴにおける一つのトピックであるが、最近、もの凄い勢いでリリースを重ねている〈Dream Catalogue〉によるヴェイパーウェイヴとドリーミーなベッドルーム・ポップスとの邂逅の提示は素直に耳に優しく聴きやすい。ヴェイパーウェイヴにおけるスーパーマーケットの店内BGMのニューエイジのマナーはそのままに、一層に80年代のファンクを引用した作家が多く所属しており、ジャケットなどデザインの面に関しては正直にレベルが低いと思うが、彼らの未だ諦めきれないヴェイパーウェイヴへの愛情は外野が野暮なツッコミをするべきではないだろう。そんなサークルのなかでの식료품groceriesは実に優等生だ。회사AUTOへのオマージュであろうその名前と徹底的にリバーブに終始する引用型ニューエイジは蒸気のマナーを常に守っている。ヴェイパーウェイヴを出自としつつSaint Pepsiらがディスコへと流れていき”卒業”した2013年の流れとは交わることなく、彼は初期のヴェイパーウェイヴへの憧憬を自身の音楽に落とし込み、そして、このMIXでも素晴らしく식료품groceriesの作品として仕上げてくれた。

Words by @LIL_SEGA

LISTEN: Terlu // Celsius & The Fig of all Ferns from 〈Exo Tapes〉

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〈Exo Tapes〉から同作家による新作2点がリリース。〈Dept Tapes〉や〈Bergenost〉の中心的作家で、豚の鳴き声のような振り切れジャンク・ノイズのPregnant Pig、Golden BaliとのユニットDaycampなど様々な名義を使い分けるTerluが〈Exo Tapes〉に登場ということで。〈Dept〉自体はレーベルとしてアンビエンスやニューエイジの素晴らしくトリップな美しい音楽があるのだけれども、〈Bergenost〉での作品はとにかくぶっ壊れたノイズが多くて。Terluという人物の本性はどちらなのだろうかと思っていたところに、こんなにもSTAIRWAY TO HEAVENな自然賛美~宇宙空間アンビエント『Celsius』。数千年の時の流れを想うような悠久の白い時間。面白いのは、『The Fig of all Ferns』では”まさに〈Bergenost〉”な、ポコポコなポップスをクラッシュからのノイズ!この人の本質というかニ面性がアルバムごとにハッキリと現れていて、彼の魅力が集約された2枚だと思う。それがこのレーベルから同時リリースされたというのも、地下水脈の接続を見ているようで楽しい。というのも、2013年には〈Dept〉からJCCGの名盤『Eje』がリリースされたわけで、彼らの交流はかなり可視化されている。今やブランドを確立した〈Exo Tapes〉、つまりのJCCGという天才の哲学・思想は心の底から美しいと、賞賛せざるを得ない。そして、彼の眼で選別され世に放たれ地下へと沁みこむ現代最高峰のアンビエンスは、そのどれもが眩く光り輝いている。購入はコチラから。

Words by @LIL_SEGA

MIX: DJWWWW // *+:•*∴JAPAN*+:•*∴

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日本の音楽でMIXを作りました。

*+:•*∴JAPAN*+:•*∴ feat.            i-fls      oxyfog 相対性理論  kanata 

TRACKLIST:

  1. djwwww - sky ferreira
  2. xem - botsu take(アホ面mix)
  3. m/d/g - mets
  4. constellation botsu - botsu187
  5. nozomu matsumoto - 5 lan
  6. メトロノリ - 植物の面倒見
  7. 食品まつり a.k.a foodman - the asa
  8. djwwww - jai
  9. mulllr - outexpo
  10. ayl_e - i dinosauri
  11. bo ningen - gasmask rabbit
  12. constellation botsu - じゃばねじゃねいけど
  13. djwwww - el two
  14. あらべぇ - my room has two doors
  15. メトロノリ - 瓶の道理・吊るせる裸像
  16. i-fls - forever
  17. ventla - slo-mo flo-jo
  18. djwwww - love for reina
  19. minourakentaro - lürk
  20. tokomanonka - 100% dream juice
  21. voltex - spring 4
  22. pin - strange arrival
  23. djwwww - reliq - willo (edit)
  24. oxyfog - compex circus
  25. madegg - kuli
  26. 相対性理論 - QVSCAA
  27. llll - drafting still
  28. kanata - a302
  29. djwwww - mexico
  30. hotel mexico - starling, tiger, fox
  31. djwwww - anohana

Mix by @LIL_SEGA a.k.a hihikun_

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